SNS広報の成功事例 食品加工会社編【大分SNSマーケティング】

【Cabooosu 365日Blog：1820投稿目】

大分市のSNSマーケティングコンサルタント幸野寛です。

SNSは食品加工企業が消費者と直接つながり、ブランド価値を高める絶好の場です。特に、消費者の関心を引く投稿やキャンペーンを展開することで、売上や認知度向上に直結する成果が期待できます。企業のSNS広報では、ターゲット層を明確にし、参加型コンテンツやトレンドを活用することで、多くのユーザーにリーチできる可能性があります。実際にSNSを活用して成功を収めた食品加工企業は多く、双方向のコミュニケーションを生かした取り組みが注目されています。今回は、食品加工企業の具体的なSNS活用成功事例を3つご紹介します。これらの事例を参考に、SNS戦略をさらに効果的なものにしましょう。

食品加工企業のSNS活用成功事例について

1. カルビー株式会社：「じゃがりこの新フレーバーコンテスト」

概要: カルビーは「じゃがりこ」の新フレーバーを決定するコンテストをSNSで実施しました。ユーザーがフレーバー案を投稿し、その中から選ばれた候補が最終選考に進む仕組みを導入。
成功ポイント:
双方向のコミュニケーション: ユーザーが参加しやすい「投稿型キャンペーン」により、多くの人々が自らのアイデアを投稿。エンゲージメントが飛躍的に増加しました。
商品開発への参加感: 自分のアイデアが採用される可能性があるというワクワク感が、投稿数の増加と話題性の向上につながりました。
成果: キャンペーン期間中、Twitterのトレンドに関連キーワードがランクインし、結果的に商品の売上も伸びたと言われています。

2. 日清食品：「カップヌードル × Twitterのユーモア投稿」

概要: 日清食品は、若年層をターゲットにしたユーモアのあるTwitter投稿で話題を集めました。特に、SNS上のトレンドを活用し、ユーモラスな画像や短文を投稿。例えば、人気アニメや時事ネタに関連付けた投稿を行い、ユーザーの関心を引きました。
成功ポイント:
タイムリーなトレンド活用: 話題性の高いトピックを素早く取り入れた投稿により、ユーザーとの共感が生まれました。
ブランドイメージの強化: ユーモラスな内容が「親しみやすいブランド」の印象を高め、ファン層の拡大に貢献。
成果: 投稿ごとに数万以上の「いいね」や「リツイート」を獲得し、フォロワー数が飛躍的に増加。商品関連投稿も自然に拡散され、売上に直結しました。

3. キッコーマン：「豆乳チャレンジキャンペーン」

概要: キッコーマンは、豆乳を使ったレシピをInstagramで募集し、その投稿を企業アカウントで紹介するキャンペーンを実施。ユーザーは自分のレシピが公式アカウントで取り上げられるチャンスを得る仕組みでした。
成功ポイント:
UGC（ユーザー生成コンテンツ）の活用: ユーザーが作成した投稿を企業が紹介することで、ユーザーのモチベーションを高めつつ、投稿数を増加させることに成功。
豆乳の新しい利用法を提案: 豆乳を使った様々なレシピを紹介することで、商品利用の幅を広げ、購買意欲を刺激しました。
成果: レシピ投稿が2,000件以上集まり、キャンペーン期間中の豆乳の売上が前年比を大幅に上回る結果となりました。

まとめ

これらの成功事例に共通するポイントは、**「ユーザー参加型のキャンペーン」「トレンドや共感を活かした投稿」「UGC（ユーザー生成コンテンツ）の活用」**です。これらを通じてユーザーとのつながりを深め、商品やブランドの認知度を高めることが可能です。SNSを通じて双方向のコミュニケーションを実現し、エンゲージメントを高めることが食品加工企業の売上向上に大きく貢献しています。