インスタグラム広告とフェイスブック広告の使い分け【大分SNSマーケティング】

【Cabooosu 365日Blog：1767投稿目】

大分市のSNSマーケティングコンサルタント幸野寛です。

インスタグラム広告とフェイスブック広告は、同じMeta社のプラットフォームを基盤としているものの、ユーザー層やコンテンツ形式、広告の特性が異なります。業界別にこれらの違いを活かして効果的に使い分けることが大切です。以下に、業界別の使い分けのポイントを3つ紹介します。

インスタグラム広告とフェイスブック広告の使い分け

1. アパレル業界

① インスタグラムでビジュアル重視のブランド認知アパレル業界は視覚的な要素が重要です。インスタグラムは画像や動画、リールのフォーマットが多彩で、ファッションアイテムを魅力的に見せるのに最適です。特にリールやストーリーズを活用することで、トレンドを発信しやすくなります。

例: 新作コレクションのランウェイ動画をリールでシェア。

② フェイスブックで詳細なターゲティングによるリターゲティングフェイスブックの詳細なターゲティング機能を利用し、過去にウェブサイトを訪問した顧客や商品をカートに入れたが購入していないユーザーに向けたリターゲティング広告が効果的です。

例: 過去に見た商品を購入するように促すダイナミック広告。

③ フェイスブックグループでコミュニティ形成アパレルブランドに関連する趣味やファッションのコミュニティをフェイスブックグループで形成し、定期的にプロモーションや情報を提供することで、ロイヤルカスタマーを育てることが可能です。

例: ブランドファン専用のフェイスブックグループを作成し、限定情報やセールをシェア。

2. 飲食業界

① インスタグラムでビジュアルによる食欲の喚起飲食業界は視覚的なコンテンツが非常に重要です。料理や店内の写真、動画をインスタグラムで魅力的に投稿することで、食欲をそそり来店を促す効果があります。特にインスタグラムのストーリーズやリールを使って、リアルタイムでの情報発信が有効です。

例: 日替わりメニューの動画や、シェフの調理風景をリールで配信。

② フェイスブックで予約機能やキャンペーン告知フェイスブックでは予約機能やイベント告知機能を使って、店舗のキャンペーンや特別メニューの情報を広めることが可能です。特に、年齢層の高いユーザーにもリーチできるため、家族や団体での利用を促進するのに向いています。

例: フェイスブックイベント機能を使って、秋限定メニューの発表会を告知。

③ フェイスブックでレビューや顧客との交流フェイスブックでは、ユーザーからのレビューが目立ちやすいため、顧客との積極的なコミュニケーションを行う場として最適です。高評価のレビューを獲得することで、信頼感を高め、新規顧客を引きつけることができます。

例: ユーザーのポジティブなレビューに対して感謝のコメントを残す。

3. サービス業（教育・コンサルティング）

① インスタグラムでビジュアルコンテンツによる信頼感向上教育やコンサルティング業界でも、インスタグラムを使ってビジュアル的なコンテンツを発信することで、ブランドの信頼感を高めることが可能です。動画や画像でサービス内容の一部を紹介し、ストーリーズを使ってインタラクティブなQ&Aを行うことで、潜在顧客とのコミュニケーションを深めることができます。

例: 講師の紹介や、実際の授業風景をインスタグラムストーリーズで公開。

② フェイスブックで詳細なサービス説明や顧客層へのターゲティングフェイスブックは文字情報が充実しており、より詳細なサービス内容を説明するのに向いています。また、フェイスブックのターゲティング機能を活用して、具体的な顧客層に向けた広告を出すことができます。

例: 特定地域や職業層をターゲットにした教育プログラムの紹介広告。

③ フェイスブックで顧客との長期的な関係構築教育やコンサルティングは、長期的な関係を築くことが重要です。フェイスブックページやグループを活用し、継続的に価値のある情報を提供することで、顧客との関係を強化し、リピート利用を促します。

例: フェイスブックグループで定期的に無料ウェビナーを開催し、顧客との接点を維持。