【Cabooosu 365日Blog:1241投稿目】
大分市のSNSコンサルタント幸野寛です。
大分県の中小企業経営に役立つ情報を
“毎日更新” 365日ブログ。
今日は大分県の中小企業の指針となる、
大分県の方針についてお伝えします。
大分県はどこに向かうのか?
所属している経営者団体
『大分県中小企業家同友会』の
Zoomセミナーに本日参加しました。
大分県商工観光労働部の高濱航部長による、
令和3年大分県助成金・補助金セミナーで、
助成金・補助金の話から、大分県として、
今後どういう分野に舵を切っていきたいのか、
といった話までありました。
大分県の企業として、
県の方針は未来を切り開く上での
大きなヒントになりますので、
高濱部長の語った12の分野についてお伝えします。
社会課題を解決する環境&IT分野
地球環境保存、IT活用の分野として、
- 社会課題解決ベンチャー
- カーボン・ニュートラル
- IT/IoT/Dx
- スマートシティ
- 健康寿命延伸
- フードロス
以上の分野が上げられました。
ひとつずつ解説すると、
1.社会課題解決ベンチャーについては、
ユニコーン企業を生み出すことは難しいので、
ゼブラ企業(「サステナビリティ」を重視し、
「共存性」を価値とするスタートアップのこと。
「企業利益」と「社会貢献」という相反する2つを両立することから
白黒模様の「ゼブラ(シマウマ)」に例えられている)を生み出したい意向。
2.カーボン・ニュートラル(脱炭素社会)は、二酸化炭素を抑える努力。
3.は、
IT(情報のやりとり)、
IoT(モノと情報をつなぐ)
DX(情報とヒトをつなぐ)
と言葉と定義し、特にDxのx(トランスフォーメーション)を重視し、
デジタルツールを導入するだけではなく、
変わるための取り組み全般をデザインシンキングし、
変えるために効果的で必要なものを精査し実行する必要性を説いていました。
4.スマートシティは、
都会から地方への流れを作り、
都会の人が住みやすい地方の場を作る。
5.健康寿命延伸は、健康寿命を伸ばすことを
民間企業に入ってきてもらって取り組みたい。
6.フードロスは、県としても現在どれくらいの
フードロスが出ているのか数値で把握できていないので、
ゴミ収集車の協力を得て数値を把握するなど具体的な取り組みをしたい
とのことでした。
お話を通して感じたことは、
大分県のより良い未来を作るためには、
行政の力だけでなく民間企業の力が必要であり、
また行政はバックアップしたいという意向でした。
今後の市場開拓、新商品開発の一助となるのではないでしょうか。
明日は、残りの6つの分野をお伝えいたします。
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