印鑑手続き廃止と官僚制の逆機能

【Cabooosu 365日Blog：1038投稿目】

大分市のSNSコンサルタント幸野寛です。

大分県の中小企業経営に役立つ情報を

“毎日更新” 365日ブログ。

今日は印鑑手続き廃止と

組織力についてお伝えします。

そもそも組織の規則は何のため？

コロナ禍によりリモートワークが推進され、

仕事のオンライン化が進んでいます。

官公庁にも従来の慣習の見直しが進み、

先月は、河野行革相が行政手続きで

印鑑廃止を全省庁に要請しました。

印鑑だけでなく、生産性を高めるために

仕事の慣習を見直す良い機会となっています。

そもそも組織の中の規則や機構は、

目的追求に役立つものとして制定されたはずなに、

逆に目的追求を損ねている状態が起きることがあります。

官僚制の逆機能です。

全スタッフの当事者意識が必要に

官僚制の逆機能を具体的に言うと、

組織の部署内の権限や利害に固執して、

組織全体の最適化を図ることができなくなる

『セクショナリズム』をはじめ、

内容より形式を重んじる『形式主義』、

解決しなければならない問題を放置する『こと流れ主義』、

などがあたります。

官僚制の逆機能を克服するためには、

全スタッフの当事者意識、経営者意識を

高める必要があります。

そのためには、経営理念の浸透や

経営者が考えていることを
伝え続けなければなりません。

あなたの会社では、スタッフが経営者と

同じ意識になれるようにどんなことを行っていますか。

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