【Cabooosu 365日Blog:395投稿目】
ウェブサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』では
オリジナルな読みものを20年以上更新し
『ほぼ日手帳』などのヒット商品も
つくり出している株式会社ほぼ日。
糸井社長との対談でほぼ日が
どんな経営をしているのかがわかる
『すいません、ほぼ日の経営。(日経BP社)』を読了。
クリエイティブで華やかな
イメージを持っていたので
中小企業の経営に応用できるようなことが
書かれているのかと読む前は思っていましたが
『社長の役割は社員が飯を食えるように給料を支払うこと』
『毎週水曜日は社長が全社員に向けて1時間話す』
『農業のようにコツコツと誠実に取り組み信頼をつくる』
『社員にとって会社が楽しい場所になるようにする』
など地道な取り組みが多く書かれていました。
なかでも社長の役割として
『社長がいなくても大丈夫なようにする』ために
行動指針について言及された章は
経営理念を作る上で役に立ちます。
行動指針を作った理由の1つとして
『例えばぼくが死んだ後
やるべき事業か論争が起きた時に
残された社員が判断できる
よって立つ理由になる』とあります。
本を読んだ後に感じることは
ほぼ日の経営の逆に考えると
- 経営者がいないと会社が成り立たない
- 経営者が自分の考えを社員に伝えていない
- 経営者が自分がいなくなった後のことは知らないと思っている
- 経営者が行動指針や経営理念を持っていない
もしそのような状況であれば
社員が安心して働けず
結果、生産性も低くなるということ。
経営者がいなくても経営者のように
社員が判断できるための第一歩として
行動指針や経営理念を作ること。
また経営者の思いを伝える
機会を確保することが
大切であることがわかりました。
あなたの会社には経営理念はありますか?
理念を浸透させるために
どんな取り組みをしていますか?
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