「可愛いし、私がもらったら嬉しいから」
新商品会議で若い女性社員から
黄色のパッケージの提案があり
会長は困ったそうです。
大分県佐伯市で水産物の加工、卸売を行う
「株式会社やまろ渡邉」の渡邉会長の講演会で
聞いたエピソードです。
会長が困った理由は
魚は痛むと黄色に変色するので
魚商品に黄色はマイナスイメージだと考えたから。
業界の慣例では黄色はタブーだが
「可愛い」「もらったら嬉しい」という意見に
決めるのはお客様だからと考え直して
黄色のパッケージ商品は販売されました。
他には商品の分量。
会長はお腹いっぱい食べたいから
量を多く設定していましたが
時は少子高齢化。
大勢で食べるより一人で食べる
孤食が増えていることから
分量が少ないタイプの商品も販売。
商品・サービスは企業が決めるのではなく
お客様が決めるものであるという
ことがわかるエピソードでした。
あなたの会社では時代の変化
お客様のニーズに合わせて
商品・サービスを提供していますか?