オススメの本『小さい会社の稼ぐ技術』

中小企業が戦うための戦略と戦術集


『小さい会社の稼ぐ技術』

栢野 克己著,竹田 陽一監修, 豊倉 義晴 取材・執筆協力

日経BP社発行,1600円+税,2016年12月9日発売

 

 

今日はオススメの本をご紹介します。

 

「価格勝負じゃ大手に勝てないんだから、

こだわりを持って差別化して売っていくしかない」

 

以前、ある経営者の方に言われた言葉です。

 

聞いた時にはピンと来なかったのですが、

「小さな会社の稼ぐ技術」を読むと、

中小企業が勝つための戦略が全て詰まっている

言葉だったんだなと思い返しました。

 

本にある「弱者の戦略4つのポイント」はこちら。

 

 

 

  1. 差別化:弱者は強い会社と違うことをする
  2. 小さな1位:弱者は小規模1位、部分1位、何かで1位
  3. 1点集中:あれこれしない1つにしぼる
  4. 接近戦:エンドユーザーに直接営業する

 

冒頭の経営者の方は、

 

時間と手間がかかる手法で大手が作れない商品を作り、

日本で一番最初に海外から設備を輸入し、

一つの商品にこだわって、

直売所を作って販売をしていました。

 

闇雲ではなく戦略を持って頑張ることで成果がでる。

 

事例もたくさん掲載されているので、

中小企業の経営者の皆様にオススメの本です。